労をねぎらわれた? で親父の霊体験を書いたものです。
今日は全く霊とか、不思議とか関係なく親父の
ある意味恐ろしい能力にまつわる逸話を一つ。
前も書きましたが、親父はガテン系です。
工場でモノを作って、現場で組上げるってことを仕事にしてます。
長男だった俺は子供の頃から仕事を手伝ってました。
多分まだ小学校中学年くらいの頃だったと思います。
季節は6月~7月くらいの初夏でした。
その日も、親父の現場に手伝いに行くことになり、朝早くに家を出ました。
親父の運転する助手席に座って、やっと少し明るくなったくらいの薄暗い道を
ヘッドライトの微灯をつけて走ってました
田んぼ沿いの道を走っていると親父が急に車を止めて降りて行き、
後ろに戻って田んぼのそばにしゃがんだ。
戻ってくると「ほれっ!」って。
差し出された手には黒っぽい“カミキリムシ”。
見つけられるようなものでもないんだけどな~。
見えちゃうものは仕方ないか。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話