車椅子のじいさんとインコ

短編2
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車椅子のじいさんとインコ

小学校のときの話だが、

とても気持ちの悪い家があった。

友達の家の近所だったから、

よくその家の駐車場に入り

引っ掛けてあった鳥かごをのぞいたり、犬に触ったり、金魚を見たりしていた。

そこのいえの駐車場は

ただ単に庭に屋根があり、簡単な物置が手作りで作ってあり

小学生の俺たちにはとても入りやすいところだった。

いつものように鳥かごをのぞくと

インコが死んで下に横たわっていた。

俺は、冬なのに外で飼うからだと

怒りを隠せずにいた。

この家はとても汚く整頓されていなくて物置もぐちゃぐちゃしている。

それに以前この家のこの場所には金魚が夏いたんだが

えさを忘れたのか、ワザとか知らないが死んだままで放置され、水に金魚がとけ

赤い水になっていた。

インコが死ぬこの前まで放置されていたんだ。

また放置する気だと

俺は思い、ガラスの戸を叩いた。

しばらくして

60すぎたおばあさんがでてきた。

その時の部屋の臭さといったら!!!

アンモニアとなにか腐ったような匂いだ。

テレビを見ている車椅子のおじいさんが背中を向けていた。

すごく寒い部屋で暖房もつけていない。

「なんだい」

「ねえ、インコしんでるよ」

「ああ、かたづけるよ」

そんな簡単な会話をしただけだった。

一応勇気をだして話したし、インコはもう大丈夫だろうと思った。

がしかし、

次の日もインコはそのままだった。

俺はずっと毎日、鳥かごをのぞくようになった。

しばらくして

インコは居なくなっていた。

あの鳥かごは掃除もされないまま放置された。

それから何ヶ月かたったひのことだった。

いつものように

友達と下校していると

あの家のまわりに警察がきていた。

後で聞いたが

あのおばあさん、年金ほしさに、じいさんが死んだ事を内緒にしていたらしい。

俺がいった時にはすでにしんでいたのか?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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