短編1
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虫ご飯

私は恐怖を、「心霊的恐怖」と「身体的恐怖」の2つに分けている。

今回投稿するのは、「身体的恐怖」です。

私が小学3・4年くらいの時です。

夜に、米をといでほしいと母に頼まれたので、釜に米を入れ、水を張り、中身を「シャァァー」と一回りかき回しました。

すると、プツッと1ミリ程の黒いものが浮かんできました。

「ゴミだ。」と思い、すぐにそれを捨て、また米をかき回しました。

するとまた、プツップツッと今度は2個、浮いてきたのです。

よく見てみると、小さな手足をバタつかせながら、必死にもがいている、アリのような虫でした。

けれど1ミリ程の小さい虫。最初は驚いたものの、「平気だ。」と判断し、すぐに新しい水を入れました。

そして、2・3回「シャァァー」とかき回したところ、

 プツ、プツプツプツプツッ…

と、ヤツらが5・6匹浮いてきたのです…。

そしてまた、あの手足をバタつかせながら、必死に水面でもがいていました。

その瞬間私は、「とげばとぐほど出てくる!虫ご飯だぁーー!!」と、何とも言えぬ不快さに、もう米をとぐことができなくなってしまいした。

後日談ですが、父が米の入ったケースを洗ったところ、やはりアイツらが出てきたということです…。

そして、私がといだ米は、あの光景を見ても屈せず図太い精神を持っていた、母と弟がおいしく食べました。

駄文失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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