短編2
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親父の形見

俺達兄弟の宝物は

親父から貰った

野球の道具

バット、グラブ、ヘルメットです

親父は社会人リーグで

活躍する野球選手だった

プロではないが

俺達兄弟にとっては

自慢の親父だ

しかし

二年前に亡くなった

親父とのキャッチボールは楽しみの一つ

今は出来ないけど

キャッチボールは弟と続いてる

今日も空き地でキャッチボールをしている

弟が投げたボールが大きく逸れた

俺は慌ててボールを追いかける

そこで小さい子が

するようなミスをしてしまった

道路に飛び出してしまった

そこへ運悪く車が来てひかれた

親父との思い出が走馬灯のように蘇る

こんなんで死ぬんだな

でも

親父の所に行ける

また

親父とキャッチボール出来るなんて思ってたり…

ドサッ

俺「ん?う〜ん」

目が覚める

病院みたいだ

助かったのか俺は

自然と涙が溢れてくる

隣では母さんと弟も泣いていた

母「よかった」

母「本当によかったね」

弟「お父さんが助けてくれたんだ」

俺「え?」

そこへ先生が来て

先生「君は頭を強く打ったが奇跡的に助かったたんだ」

先生「ヘルメットのおかげだな」

そうだ俺は親父から貰ったヘルメットをかぶって

キャッチボールしてたんだ

先生「よくヘルメットが取れなかったな」

先生「本当に奇跡だ」

ありがとう

親父!

終わり

読んでくれてありがとうございます

時間ありましたら

大切な想い

忘れんぼ

散々な一日

読んでくれたら

幸いです

怖い話投稿:ホラーテラー イマココニイルヨさん  

Concrete
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