短編1
  • 表示切替
  • 使い方

バスの乗客

最近、かなり評判が悪いので【またコイツかよ】とか思った人は読まなくてもいいですよ。。

これは18日に体験した話です。その日は部活の大会(正式には記録会)がありました。その‘体験’とは心霊的なものではありませんが、帰りのバスでおきた出来事です。

陸上部は結構の人数がいるので、バスの中は周りの人に申し訳ないくらいギュウギュウで、一人がバスから出るたびに「もっと奥行って!」と声がかかるほどでした。

そんな中、一人の先輩が「助けてぇ!」と言いながら後ろのほうに駆け込んできました。正直、私はなにがなんだか分かりませんでした。

そのままバスを降りました。(まだよく分からないまま。)でも皆焦っていたし、後ろの男子からも押されたので、私も急いでバスを降りました。

帰り道、友達に聞いたらその人は先輩に「何処で降りるの?」とか「何年生?」と聞いてきたそうです。

私達が降りた後は席を何回も移動していたそうです。

どんだけいなくなって欲しかったんでしょう?

ただ、印象に残っていることが一つ。それは、

私達が降りた後、窓から目を見開いて瞬きもせずに‘がんみ’していたあの顔です。。

怖い話投稿:ホラーテラー Sugarさん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ