短編2
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寝起き

俺は寝起きの時は非常に機嫌が悪い。

低血圧だからだろうな。

そんな俺の霊体験。

その日は日曜日。

俺は朝飯を食わずに昼まで寝るつもりだった。

最初に起きたとき時計を見ると朝6時。

かなり眠い。

再び目を閉じようとしたとき、ふいに誰かに額をつつかれた。

無視していると、今度はさっきより強くつつかれた。

今日は日曜日。

ましてや平日でも起きないような早い時間。

俺のイライラは爆発した。

俺「さわんじゃねーよ!うっとうしいんだよカス!」

目を開けてその俺の額をつついている奴を見た。

俺のベッドの横に、下にかなり俯いた髪の長い女が立っていた。

ただ背だけが異様に高かった。

天井に頭がつきそうなくらいだった。

顔は長い髪がへばりついていてよく見えなかった。

着ている白い着物には、血が飛散したようにこびりついていた。

たが俺の方を見ているのは明らかだった。

俺「なんだよ幽霊かよ!俺は今眠いの!」

俺はそう言って幽霊の方とは反対側に寝返りをうった。

再び目を閉じる。

今度は髪を引っ張られた。

俺「やめろ糞ブス!」

幽霊がブスといわれた瞬間、手を引っ込めた気がした。

傷ついちゃったかな、まぁいいか。

俺はそう思うと再び目を閉じた。

そして目が覚めた。

時間を見ると午後1時。

よく寝た

俺は背伸びをすると昼飯を食いに一階へ降りた。

一階では母さんが不機嫌そうな顔をしている。

母「あんた朝あんな早くから何一人でごちゃごちゃ言ってんのよ。」

俺「ああ、幽霊が眠いのにちょっかい出してきてさー」

俺「ん・・・?」

母「あんたまだねぼけてるの?」

俺の額から、冷たい汗が流れ落ちた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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