短編2
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引越初日

今年の頭に都内に越してきたんですが、引越てきた日の出来事を書きます。

俺は彼女と一緒に田舎から上京して来ました。

フリーターでお金も無いし、極力安い物件を探してたんだ。

で、見つけたのが駅まで徒歩8分くらいで六万くらいの物件。

築20年近いしワンルームで狭いんだけど、近くにコンビニやスーパー、飯屋等なんでも御座れって感じだったから即決だったな。

家に着いて早速あれこれ物色。

窓を開けて見ると下に約一メートルくらいの段差がある感じだった。

洗濯物が落ちたら拾うの面倒だね、なんて話しながら窓を締めたんだ。

ちなみにその窓っていうのが、上にも空気を入れ換えるため(?)の小さい窓が付いてる二段式のタイプ。

で、その日の夜に引越のお祝いに二人で軽いお祝いをしてたわけ。

飯とかお菓子を食いながら、ケータイのムービー回したり写メを撮ったりしてた。

後日そのムービーと写メを見てた時のこと。

上の方に付いてる窓の所から誰かが覗いてるんだよな。

初日からノゾキかよ、最悪。

と、思いながらふとある事に思い至ったわけだ。

上の窓は身長180センチある俺より高い、推定2メートル。

しかも、1メートル程の段差があるから地面からは推定3メートルあるわけだ。

おいおい・・・マジデスカ?

彼女もかなりビビってたんだが、何やら様子がおかしい。

話を聞くと、学生時代の修学旅行で撮れてしまった幽霊とソックリらしい。

乗り気じゃない彼女を説得してその写真を見せてもらった。

どこかの山で、彼女を含めた10人くらいの女の子がフザケて貞子みたいに髪の毛を全部前に垂れさせてた。

彼女ともう一人との間に、青白く生気の感じられない顔がクッキリと写り混んでいたんだ。

間違いない、コイツだ。

そう確信した俺達はすぐ地元に戻り、有名な寺に駆け込んだ。

住職さんは何も言わずにお祓いをしてくれたが、何故か彼女の斜め後ろをしきりに見ていた気がする。

それ以来は写メにも写らないしとりあえず後日談はない。

だが、この記事を書いてる最中にやたらと鳥肌が凄い。

俺がビビっているからだと信じたい。

くだらない書き込みに付き合ってくれてありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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