霊感のない私が初めて体験したことをお話します。
今から5年くらい前当時付き合っていた彼と旅行へいきました。
そこはK県にあるごくごく普通のホテルでした。私は、朝お風呂に入りたかったので彼より1時間ほど早く起きてお風呂の準備をしていました。大浴場に行くのも面倒なので
部屋のお風呂を沸かすことにし、お湯がくまるまでベットの上でぼーッとしていたんです。その時部屋の壁を小さな子供くらいの影が横切ったんです。ちょうど誰かを追いかけて走っていくみたいに。その次の瞬間体が石膏像のように固まりまったく動かなくなったんです。隣の彼を起こそうにも声も出ず・・・何分くらいたったのか、いつも付けていたお数珠が偶然はずみで床に落ちた瞬間体が自由になり、急いでお数珠を握り締めお経を心の中で唱えました。すると今まで感じていた重苦しい感じがなくなました。半泣き状態で隣の彼を起こし事情を説明したのですが錯覚か寝ぼけていたんだろうとまじめに取り合ってくれませんでした。
あれはいったい何なんだろうと今でも謎です・・・。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話