短編2
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管理人

掲示板がある。

そこにはたくさんの人たちがいて会話をする場所だ。

学校の友達にそれを聞き、気軽な気持ちでサイトへいった。そこで知り合った人たちとは仲良くなり、もう二ヶ月もその掲示板にいくようになった。

夜中。なかなか寝付けないでいた自分は、携帯を開き、サイトへいった。

誰もいなかった。

だが、一つだけ二分前に更新されている書き込みがあった。見たことのない名前。

「管理人」と書かれている。このサイトの管理人だと思い、書き込みをした。

――初めまして、管理人さん。この掲示板を管理している方ですか?

約一分ほどして返事がきた。

――私がこのサイトの管理人です。

――二ヶ月ぐらい前から始めたんです。ここ楽しいです!

――それはよかった。でも、もっと楽しいことがありますよ。

この書き込みがきたとき、なぜかゾッとした。

自分の返事がまだなのに管理人から書き込みがくる。

――どこに住んでいらっしゃいますか?

――東京です。

――私も東京なんです。東京のどこらへんですか?

――××区の〇〇辺りのとこです。

――偶然。私もその辺りに住んでいるんですよ。今からお伺いしてもよろしいでしょうか?

バンバンッ!

バンッ!

バンッバンッ!!

家のドアを強く叩くような音がした。夜中だ。まさか本当にきたのではないだろうな。

恐怖に襲われ、布団にくるまった。

バンバンバンッ!!

バンバンッ!

やがて音は消える。

帰っただろうか。過呼吸になりながらも布団から顔を出した。

ふぅ…と、ため息を吐くと目の前に目がえぐり取られて青ざめた顔をした女の人が笑っていた。

: JHARD

怖い話投稿:ホラーテラー JHARDさん  

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