短編2
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悪夢

これは数年前に体験した話しです。

私はある友達から悩みを聞くことにした。彼がどうしてもと言うから。

聞くと彼は悪夢に悩まされているらしい。

内容は、

《いつも真っ暗なとこから始まる。暫く歩いていると、ボールをつく音と、何かをぶつぶつ喋る女の子の声が聞こえて来る。だいぶ歩くと、女の子がついてる物の正体が分かる。

(…俺の首だ!)

しかし、その首の様子がおかしい。何かやけに黒いのだ。

その黒い首をよく見ると、

(呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い)

と無数にかかれているのだ。

と、次の瞬間、女の子がいきなり大声で

『呪ってやる~呪ってやる~死んじまえよ~ワーハハハハ』

と叫び出す。

驚いて逃げようとすると、女の子が叫びながら回り込む、その時女の子の顔を見ると、潰れていた。

しかし何か変だ。よくみると、自分の顔だった。

そして女の子が

『お前もこうなるんだよ。』

と叫び、刀を振り回しながらこっちへ来る。

自分は急いで逃げるが、女の子の足は異常に早く、すぐに捕まりそうになる。≫という内容らしい。

いつもこの辺りで目が覚めて、いつも汗ビッショリだという。

こんな夢を毎日だというと流石にキツそうだ。

友達は

『有り難う。これで少しは楽になる。』

といい、そこで解散した。

その夜、私は何故か早く眠くなり、すぐ寝てしまった。

そして起きると汗ビッショリだった。そう、私はあの『悪夢』を見てしまったのだ。

『聞いた夢の内容がすごすきて、同じ夢をみてしまったのか』

と思ったが、友達の言葉をふと思い出した。

『これで少しは楽になる』

『…楽になる?(なった)とかならわかるが…まさかこの悪夢、伝染する?』

今でも私は月に三回ぐらいこの悪夢を見ている。もしこれをよんでる人で、この悪夢が伝染したら、教えて欲しい。

怖い話投稿:ホラーテラー 初コメハンターさん  

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