短編2
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殺人者の気持ち

私は父を殺しました。遺体は昔住んでいた、今は使っていない家のトイレに置きました。

父親がいなくなったのを不審に思った刑事が家に来ました。

私はプレッシャーに耐え兼ねて、父の殺害を自供しました。

刑事に「遺体はここです」とトイレに案内し、中を見ると遺体は白骨化していました。

連行される時、私は「黙ってたらばれなかったかな?でも黙ってられなかった」と考えてた。

旦那が泣きたいのか、哀れんでいるのか、なんとも複雑な顔で私を見て「待ってるからな」と言いました。

そこでハッ!と目が覚めました。

「あぁ良かった。夢か…そうだよね?まさか私が殺人なんて…」

「もし、本当に誰かを殺したとしたら…疑われないようにするわ。きっと誰かを殺した事も夢だと思って忘れるわ…」

私は古い家に行き、庭を見た。余り手入れをしてない庭は、大きな金木犀がワサワサと枝を広げている。

「この下に埋めたのは、隣の女の子だったわね。時効はいつだったかな?この庭を掘り返さない限り、見付かる事はないわね…。」

「でも、本当に私が殺したのかしら?あれは夢だったのかな?…そう…きっと夢ね。」

…パチ(O-O)

「って、なんでやねんっっ!!」

目覚めて自分で突っ込み入れたけど、凄いリアルで怖い夢でした。

たま~に人を殺して(殺害現場は出てこない)どこかに埋めたり棄てて「見付かったらどうしよう?」とか「ヤバイ!死体が見付かった!どうしよう!」って夢を見ます。

やけにリアルで起きてから「夢だよね?」ってドキドキしてしまいます。

人を殺した事も、刃物や拳等で傷付けた事もありません。

夢占いとかで判るような、何か意味がある事なのかな?

前世の記憶だったら嫌だなぁ…。

怖い話投稿:ホラーテラー 娘さん  

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