中編4
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肝試し2

続きです!!

読んで下さってありがとうございます(^-^)

車が動きだしましたが、狭い道なので早くは走れません。

私達は地蔵から5、6メートル離れた所に車を止めて地蔵を見ていました。

地蔵の前を通り過ぎ、道端が狭くなるところに差し掛かった時、ピピッと音がなりました。前後に壁などの障害物が近い時などにセンサーが働いて鳴るのです。

何か通り過ぎたんや‥

と思いましたがそれどころではありませんでした。

おかまはまだハアーハアー言いながらBちゃんを睨んだままで、Bちゃんも睨み返しています。

私はそれを泣きながら見つめるしかありませんでした。

車はゆっくり曲がりくねった道を進みます。

すると進んでいく内におかまがこっちに顔を向けたまま座席の背もたれに体を預け眠り始めました。

1分くらい経つと寝息まで聞こえ始めました。

私は、ほーっと力が抜け背もたれにもたれこみました

しかしあまりにもさっきの出来事がショック過ぎて言葉も出ず何も話せませんでした。

Bちゃんもふうーっと息を吐きながら背もたれに深くもたれていました。しかし誰も何も話さずAくんもただ運転しているだけでした。

5分ほど経つと走っている感じで車がちょっとずつ山を下っているのが感じられました。

ますます安心してちょっと余裕が出てきた私はちょっと眠くなってきていました。

車内も暖かくなり行きの時のように窓ガラスが曇り始めていました。

誰も何も話さなくてシーンとしていましたが車内は安心ムードが漂っていました。

するとその時急にBちゃんが背もたれから体を起こし窓の曇りを手で消し窓の外を見始めました。

私も何事かと体を起こしBちゃんを見ていると、Bちゃんはいきなり過呼吸みたいに呼吸が荒くなり始めました。

短い間隔でハアハア言い涙を流しながら窓の外を見ています。

私はめちゃくちゃ怖くなり半泣き状態で「大丈夫?」と声をかけようとした時です。急に車が止まりました。

びっくりして前を見ると、さっきまで寝ていたおかまが同じ体制のまま、目を開き私を見ていました。

私はすごく心臓がドッキーンと鳴って(何か言い方あほっぽくてすいません)おかまから目が離せませんでした。

おかまはさっきまでのように、睨みつけている訳ではありませんが、じっと私を見つめています。

隣からはBちゃんの荒い息遣いが聞こえてきます。

どうしよ

何で止まったん?

Aは何してるん?

そう思って運転手のAくんを見たいのですがおかまから目が離せません。

そうこうしている内に、車が揺れてドアをガチャガチャやる音が聞こえだしました。先ほどおかまが暴れていた時と状況が酷く似ています。

かなり車が揺れています。

だれや?

おかまじゃない

今見つめ合ってる

Bちゃんはうずくまりながらハアハア言っているのが目の左端にうつってる

じゃあA?

それか外から?

その考えに達した時本当にゾーッと背筋が凍りました。

ありきたりなんですが背筋を冷たい水が這い上がってくるような‥

ガチャガチャ ガチャガチャ

「あー あー あー あー」

さっきのおかまと同じです。

ロックでドアが開かないのです。

という事はAだと思いました。声の感じもAです。

Aが唸りだすと急におかまは私から目を離しまたドアに向かってガチャガチャしだしました。

おかまとA、男2人でドアをガチャガチャし体当たりするので車が相当ゆれます。

Bちゃんが

「もうやめてや!!!」

と泣きながら言いました。

すると助手席のおかまの席が、遂に開いてしまったのです。

飛び出すようにおかまは出て行きます。

Aも後を追い出て行きました。

私は2人を追いかけようとしましたが、怖くて動けませんでした。

2人が走って行た方を見ると小さな山小屋みたいなのがありました。

ボロボロで崩れかけです。

どうしよ?

どうしよ?

どうしよ?

外からはAとおかまの声で

「あー あー あー あー」

と聞こえてくる他にも何かの音も聞こえます。

考えても考えても動けません。

こわい

その時いきなりBちゃんがさっと助手席に移りドアを閉めました。

そして

「なみ!(私)運転して!!」

と怒鳴りました。

私はすぐに反応出来ませんでしたがBちゃんに

「早く!!ほんまに死ぬって!!」

と怒鳴られ我に返ったように運転席に移りました。(Bちゃんは免許なし)

アクセルを踏んで、細く曲がりくねった道を、泣きながらかなり早いスピードで飛ばしました。

「えっえっあの2人どうすんの?!」

とBちゃんに聞くと

「また昼間迎えに行ったら良いから早く!!」

と言われとりあえず運転するしかありませんでした。

ようやく国道に出た時安心しすぎて大泣きしてしまいました。

コンビニの駐車場に車を止め2人とも何も話さず眠りもせず朝まで待ちました。

正午まで待ってとりあえず、おかまとAの携帯に電話しました。私がA、Bちゃんがおかまにかけました。

出ないと思ったのですが、コール音が切れプツッと音がしました。私とBちゃんは同時に「もしもし?!」と言いました。

なので同時に向こうが出たと思ったのですが、相手から応答はありません。

でも何か

ガサガサッ

ガサガサッ

という音だけが聞こえました。

私はもうそれだけで怖くて怖くて電話を切ってしまいました。

Bちゃんも同じだったようです。

続きます〜

すいません(;´д⊂)

次で終わります!

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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