短編2
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ギシギシ

知り合いの男性から聞いた話。

実家暮らしのAさん。ある夜、2階の自分の部屋で本を読んでると、階段がギシギシ鳴った。

2階に部屋があるのはAさんだけで、親が何か用事があって上がってきてるんだろうと思い「何か用?」と聞いたが返事が無い。

ドアを開けて見たが誰もいなかった。

翌朝、家族に聞いてみたが、誰も2階には来てないとの事。

その夜も階段がギシギシなり、Aさんはドアを開けて階段を見たが誰もいなかった。

何日かギシギシなる音は続いて気が付いた。

「音が段々近付いてる?…これ、ヤバイ??」

そう思ったAさんはお札を貰って来て、部屋の内側からドアに貼った。

お札を貼った日の夜も「ギシギシ」と音がした。

いつもはそこで終わりだったが、その日は違った。

ドンドン!ドンドンドン!

激しくドアを叩かれた。家が揺れる位の激しさで、階下にいた家族にも聞こえたのか「なんだ?!どうしたんだ??」と聞いてきた。

そのとたん、ピタリと音は止んだ。

A「あ~。なんでもない~」

なんでもなくはないが、家族を怖がらせない為にそう言った。

Aさん、この怪現象は何か?と考えたところ、1つだけ心辺りがありました。

それは自宅を出てすぐ、道の向かい側に無縁仏の墓がいくつかあり、その1つがAさんの家を向いて建ってたそうです。

A「こいつかな…?」

Aさんは「来ても何も出来ないから、もう来るなよ」と墓に言った。

以来、怪現象はおさまったそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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