元カレから聞いた話です。
元カレがまだ幼稚園ぐらいの頃、親戚のおじさんが亡くなりました。
亡くなったその日から「玄関が開く音がしたのに、行ったら誰もいない」とか「誰かが掃除してる音がしたけど、誰もいなかった」とか、ラップ音がしたり変な事が続いたそうです。
葬儀に来たお坊さんが言うには「御主人はこの世に未練があるのでしょう。亡くなった方に未練がある場合、このような事があります。七日たてばおさまります。」との事。
おじさんが亡くなり、1人暮しになる奥さんは「主人とわかってても怖い。」と子供や親戚に泊まってくれるように頼みました。
そして相談の上、日替わりで泊まってあげる事にしました。
元カレ一家が泊まった時も怪現象は起こったそうです。
姿は見えませんが、廊下を歩く音や料理をする音を聞いたそうです。
元カレは「誰もいないのに音だけがしていた。小さかったからか、怖いとかは思わなくて不思議だった」って言ってました。
怪現象はお坊さんが言った通り、七日でおさまったそうです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話