短編2
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山の子供

聞いた話なので、創作なのか本かサイトにあった話なのか不明ですが、凄く怖かったので投稿します。

既に出てる話だったらすみませんm(_ _)m

大学生の男6人のグループがワンボックスに乗って山にキャンプに行きました。

途中、キャンプ場はありましたが、騒ぎたいので誰もいない山奥を目指して走りました。

やがて民家もなく、キャンプに良さそうな場所を見つけた彼等は河原にテントを張り、BBQをしたり、川で泳いだり、夜は花火をしたり飲んだりして馬鹿騒ぎをしました。

やがて疲れてテントで寝ていたのですが、一人がテントは寒いし寝苦しいので車に寝に行きました。

シートを倒して車で寝ているとコンコンとハッチをノックする音がしました。

「誰か来たかな?」と開けると幼稚園ぐらいの子供が乗り込んで来ました。

「民家もない山奥にこんな子供がいるのはおかしい!」

そう思った男はテントまで逃げ帰り、仲間に事の顛末を説明しました。

一人が「はぁ?寝ぼけたんじゃね?」と言った時、車からパッパーとクラクションの音がしました。

全員ビビって一つになって震えていましたが、クラクションが鳴ってからは何もなく「俺達以外にもキャンプをしてた家族がいたのかも」「幽霊だとしても相手は子供だろ?怒鳴ったらいなくなるんじゃね?」と強気になり「今から行って追っ払うぞ!」と行こうとしたその時、テントの入口がスーと開きました。

そこには先ほどの子供が顔だけだして、凄い形相でこう言いました。

「お前らが出ていけ!」

全員、朝まで気絶。

翌朝、逃げ帰ったそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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