短編2
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思い込み…

ある男性が警備会社で働いていました。

仕事は、いろいろな建物に設置された防犯センサーが作動したときに、泥棒など侵入者がいないか見に行く仕事です。

学校、倉庫、工場などいろいろな所にセンサーが付いています。

深夜、会社で待機していると、ある倉庫のセンサーに反応がありました。

男は同僚と2人で現場に向かいました。

すると、大きな体育館のような作りで、中は鉄骨の3階立ての作りでした。

1階、2階、3階とチェックをしましたが何もなく、誤作動だったようです。

その日は会社へ戻り、誤作動報告で済ませました。

そして、数日後の深夜、またあの倉庫でセンサーが反応していました。

また誤作動かと思い現場へ向かうと、2階の踊場(ここは2階の踊場に簡単なプレハブ小屋みたいな物があり、朝礼をするようなスペースがある。)に若い男が居るのがわかりました。

よくみると、ダンスを踊っているようで、体は透けていたそうです。

もともと霊感が強いので、慌てることもなく冷静に、こいつのせいで機会が誤作動をおこしてるのか…と思ったそうです。

会社に戻り、そんな幽霊騒動を話せるわけでもなく、今回も誤作動という報告にしました。

しかし、その後も感度かセンサーが反応し、度々踊る幽霊を見るので、昼間にその工場に行き、所長さんにその事を話しました。

すると、実はここで若い男性社員が1人亡くなったんですよ…

と、話してくれましたが、雰囲気的に訳を聞ける感じではなかったので、そのまま帰ってきたそうです。

警備員は、なんか可哀想になり、もしまたセンサーが反応して、あの幽霊が出ていたらお線香でもあげようと思っていました。

そして、またセンサーの反応がありました。

現場に行くと、案の定、あの幽霊が踊っています。

もってきたお線香を持ち幽霊に近付いてみると、その幽霊は踊っていたのではなく、首を吊ってもがいていました。

さすがに、ビビった警備員はダッシュで逃げたそうです。

踊っていると思いこんでいただけに、ビックリしたと言っていました。

END

怖い話投稿:ホラーテラー カサブランカさん  

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