短編2
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えっ?

初めて投稿させていただきます。

これは数年前の夏、実際に体験した話です。

その日、いつものようにニュース番組を見ながら一人で晩酌していました…

見ていた番組も終わり、そろそろ寝ようかとテレビのオンタイマーをセットしベッドに潜り込みました。

寝つきのいい俺はすぐにうとうとし始め、心地よい眠りに落ちて行きました… しかしその日に限って二時間程で目が覚めてしまったのです。

手元の携帯を見ると午前二時を回った頃でした。

「なんやねん…まだこんな時間やん」とか思っていると、テレビのほうからボソボソっと人の声の様なものが聞こえてきたんです…

あれ?確かに消したはずだと思いながら視線を向けると、画面に靄がかかった様になっていて真ん中にはお世辞にも顔色がいいとは言えない、チョビ髭を生やした中年の男性が映っていました…

俺がえっ?って思った瞬間今までボソボソとしか聞こえなかったのにはっきりとこう言ったんです。

「あなた、死にたいの?」俺は死にたい訳あるか!

と思いながらもどうする事も出来ず、とりあえず足元に追いやっていた掛け布団を頭から被り眠る事にしました…

ふと気が付くと窓からは朝日が射し込み、テレビにはニュースを読むアナウンサーが映っている…いつもの朝。

昨日のんってなんやってんやろ?って思いながら出勤して、仲のいい先輩にその話をしたところ…

「お前、それ稲○淳二やんけ!昨日の夜やってだぞ(笑)二夜連続って言うてたから、今日もするんちゃうか?」

えっ?稲○淳二…なんやそうやったんやぁ、ただテレビ消し忘れただけかと謎が解けた瞬間、怖がってた自分が馬鹿らしくなってたんです…だけどホントにびびったのはこの後でした…

仕事を終えて家に帰った俺は先輩の言葉を思い出し、稲○淳二の話しを録画しようとテレビ欄を見て固まってしまいました…

だって前日に最後に見てたのは□chで朝、掛かってたのも当然□ch。

だけど…稲○淳二の番組は△chだったんです。

ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー まささん  

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