短編2
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M遊園地

心霊スポットで有名なお化け屋敷が

ある九州のM遊園地に中学校の

行事で遊びに行ったときのことです。

当時の私は、というか中学生は

ませていたので、Wデートと

いうような形で遊園地を回る

ことにしました。

いろいろなアトラクションを楽しんだ後、

カップルは誰もが通る道、

お化け屋敷に行こう!

という流れに。

ここの遊園地はテレビで放送

されるようなお化け屋敷が

あるのですが、3つほどお化け屋敷が

あったのでどれかは分からず

とりあえず全て回ることにしました。

私は超がつくほどの

びびりな訳で、

のくせに霊感は強いほう。

なのでこういうのは避けたかった

のですが渋々ついて行くことに。

2つほど周り、相当な神経を

削った私はもうばてばて。

最後に少し高いところにある

お化け屋敷に。

ここのお化け屋敷は典型的なもので、

人形などが機械仕掛けで

驚かせてくるようなものばかり。

そう思ってくると慣れてきたのか

そんなに恐怖心はなくなってきました。

でもやっぱり怖いので、先にずかずか

進んで行く友達A子の鞄をつかみ

後ろに引っ張りながら進みました。

狭い廊下を進み角を曲がった瞬間。

私の視界は真っ暗に遮られ、何も見えなくなりました。

さっきまで掴んでいたはずの

A子もいない。

驚かせてくる幽霊の人形…

でてこない。

ここはどこ?

ひと2人がやっと通れるような

狭い廊下を歩いていたはずなのに…

壁にぶつからない。

お化け屋敷なのに後ろからくる客に

会わない。

私は半分パニックになり、頭が真っ白。

A子!A子〜!!

暗闇に向かって必死に叫びました。

なにやってんの!?

急に手をひっぱられ

ずずず〜っと

体が暗闇から抜け

ぱっと周りが明るくなりました。

A子でした。

私はさっきいた場所から少しも

動いていなかったのです。

足元には非常口を示す蛍光掲示板。

真っ暗なはずがない。

あれはなんだったのでしょうか。

あのときA子が私に気付いて

くれなかったと思うと

今でもぞっとします。

長文、乱文すみませんm(__)m

おもしろくなかった方も

ごめんなさいm(__)m

怖い話投稿:ホラーテラー 沙羅さん  

Concrete
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突如ブームになり一瞬で終わった迷路アトラクションもそういう問題が続発でいっぱいあったけど一気に消え失せたとか。
迷路の入口でカウントした人数と終園時に出て来た人数が合わないんだって。
人さらいも考慮されたがやっぱり原因不明だったらしい。

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