短編1
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血の代償

あれは四、五年前だったかな?

当時、高校で仲の良かったAとBとで心霊スポットとして名高い廃病院に行った時の話。

都内にある有名な心霊スポットで幽霊を視た!って言う噂が絶えない場所。

俺は、別に興味なかったんだけどAの奴が行こうぜ!と余りに執念深く懇願するものだから渋々了承した。

Bも乗り気じゃなかったけど付いて来る事にした。

季節も丁度、夏の頃。

涼みに行く程度と思っていたが、まさか標的が俺とは…

夜の十時に廃病院の前に集合した。

三人共懐中電灯を用意した。

Aだけは興奮していた。

別にどうでも良いペンライトの自慢をしていたので軽くスルーし、廃病院へと入った。

中は思った以上に荒れていて、壁にはスプレーのような物で描かれたと思われる落書きがされていた。

具体的にドコの部屋に幽霊が出るのかなど、詳しい話は一切ない。

取り敢えず廃病院の部屋巡り。

俺も含め三人共かなりふざけていた。

大声で好きな歌手の歌を熱唱するA。

窓ガラスを木の棒で破壊するB。

俺は二人を挑発したりしていた。

俺たち三人の笑い声が廃病院全体に響いてるんじゃないかって位うるさかった。

突然、俺はAにドンっと押された。

怖い話投稿:ホラーテラー 9尾さん  

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