短編2
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お化け屋敷をもう一度

シルバーウィークに、彼女と埼玉県の、あるテーマパークに行きました。

そこでの出来事です。

彼女と色々なアトラクションを楽しんで、

次は、お化け屋敷に行く事になりました。

そのテーマパークにある、お化け屋敷は、それはチープな作りで、怖いとか、そう言う感じは全くありませんでした。

中に入って見ても、ただ暗い通りに、河童やら人形のお岩さんが、機械的に動くだけの普通?のお化け屋敷でした。

でも、僕の彼女は怖いみたいで、お化け屋敷に入ってから、一言も喋りません…

会話の無いまま、出口についてしまいました。

僕が、

「全然怖くなかったね。」

そう言うと、

彼女は、無表情のまま変な事を言い出したのです…

「もう一度行きたい…」

彼女の言葉に、僕は耳を疑いました。

もう一度行きたいって…あのお化け屋敷に?

変だな?とは思いつつも、仕方ないので、もう一度お化け屋敷に入る事にしました。

二度目も、お化け屋敷の中では、彼女は一言も喋りませんでした。

さっきと同じように、暗い通り…河童…人形…

やはり僕は、全く怖くありませんでした。

出口に着くと、僕は笑いながら、

「お化け屋敷好きなんだ。でもここは期待ハズレだね…」

そう彼女に語りかけました。

だが、彼女は信じられない事に、

「もう一度行きたい…」

そう言うのです…

さすがに3回目はありえません。

何かおかしい…

僕は、お化け屋敷は止めて、違うアトラクションに行こうと促しました。

すると、彼女がいきなり大声で叫び出したのです…

「もう一度行きたい!もう一度行きたい!

呼んでるのをを!呼んでるのをををを…」

口からヨダレを垂らしながら絶叫する彼女…

僕は、お化け屋敷へ入ろうとする彼女を必死で抑えました。

そして数分後、彼女は気を失ったのです…

救護室で気が付いた彼女は、お化け屋敷であった事を、何一つ覚えていませんでした。

テーマパークの人も、

「こんな事は初めてだ…」

と、首をひねっていました。

そのお化け屋敷で、過去に事故やら忌まわしい事など、起こった試しがないと話てました。

彼女は、今も元気で、あの後、変わったことはありません。

お化け屋敷と言うのは、本当に霊的な者が集まりやすい場所なんだなと、実感した体験でした。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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