短編1
  • 表示切替
  • 使い方

北海道のある滝

これは、大学3年生の時の話。

夜中に仲間5人である滝へ肝試しに行こうと言うことになった。

そこは、とても有名な滝で、よく自殺をする人や、幽霊がでると有名な滝である。

仲間5人でその場所に行くと、1台の車が停まっていた。中を覗くが誰もいない。

滝の方にみんなで行ってみると、夫婦みたいな感じの男女と3歳にもならないぐらいの赤ちゃんがいた。

赤ちゃんは異常なぐらいに泣き喚いている。その夫婦もなんとも言えないオーラがでている。

その異様な光景に寒気がした。

私たちはとりあえず、車へ戻ることにした。

車のなかで、「あいつら何をしょうとしてたんだ。こんな夜中に、まさか赤ちゃんを捨てにきたんじゃないよな。

んなわけ、ねぇーだろ。

でも、ありえるって!

どーする?警察に連絡するか?」

などと、話をしていると、その夫婦が車へ戻ってきた。

男が赤ちゃんを抱っこして、女は、半べそ状態で戻ってきた。

そして、車へ乗り込みエンジンをかけたが、なかなか出発しない。

すると男と女が運転を替わりだした。女は青白い顔をしていて、疲れてるような気がした。

そしてみんなでその車について行き、もう大丈夫だと思い抜こうと横に並んだとき、後ろの席で、さっきまで、ぐったりしてた赤ちゃんが、狂ったように暴れていた。

異常なぐらいに・・・。

あれは、なんだったんだろう。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ