短編2
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死神

小さい時からたまに見える。

うちの家はよくないことばかり続き、よく生きてるなって状況で現れたやつだから単に迎えにきたんだなぁと冷静に思っていた。

しかし死神はニタァと笑って消えていった。

初めてみたのは小学校2、3年。

それからたまに見るよーになる。

忘れたころにやってくる。

何もいわずにニタァと笑うだけ。

しかも毎回違う姿をしている。

漫画にでてきそうないかにも死神って感じのときもあれば犬だったりじいちゃんだったりする。

でもなぜかいつもの死神だと思ってしまう。

それはどんな格好をしていてもやはりニタァと笑うから。

昨日の夜も一人で居間にいるとやってきた。

またニタァと笑って。

私はそこでぼそっと言った。

『どーせならリュークみたいな死神がみたい』

言ったとたんリュークになった。

(リューク知ってんのかよ!?)

面白がって

『藤原竜也』と言うと藤原竜也に。

『水島ヒ…『おい』』

調子にのっていたら初めて死神が口を開いた。

『いい加減にしないとそろそろ連れていく』と藤原竜也…‥死神は言った。

なぜちょくちょく顔をみせては命をとらないのか?そうたずねると死神は『今までは見張っていた。シナリオと違う死に方をされては困る』と言った。

『お前は死にたがっている。しかし自殺されては困るのだ。お前は癌で死ぬことになっている。』

それからほどなくして私は子宮頸癌になった。

怖い話投稿:ホラーテラー 蓮香さん  

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