気がついたら妙な部屋に…

短編2
  • 表示切替
  • 使い方

気がついたら妙な部屋に…

ザザザ……

ザザザ…

う、ううん……?

その日目を覚ますと俺は、見知らぬの中に一人で立っていた

「あれ……?俺、立って寝てたの?」

俺はその部屋がどこなのか必死に思い出そうとする、が、思い出せない

「どこだ……?ここは……?」

そこは真っ白い内装の部屋で、机もタンスもなく、ダンボールが所々に置いてあるだけの部屋だった

ダンボールの中には機械の部品のようなものが入っている

俺はそこがどこか確かめる為に歩き回ってみる。

すると、ドアがあった。

俺はそこを開ける

すると中にはたくさんのロボットがいた

ん……?何ここ……?どっかの研究所かな……?

俺は怖くなりそのドアを閉めようとした

その時である

頭痛……

たまらなく頭が痛い

俺は部屋中を転げ周り叫んだ

「うわああああああああああ……」

バタン

するとその時、どこかからハンマーを持った男が入ってくる

な……なんだお前は…?!まさか俺をここに連れてきた犯罪者か…?!

俺は頭痛にのたうち回りながらも、その男を睨み、考えた

すると男は、そのハンマーを俺の頭に振り下ろ…

ガシャン

ザザ……ザザザ…

「ふぅ……こいつも失敗じゃったか。」

高性能人口知能内蔵型人型ロボット研究所研究員フランクリンは、そのロボットの頭に振り下ろしたハンマーを持ち上げると

額の汗を拭いながらそう呟いた

「しかし、安全の為の処置とは言え、失敗したら直ぐに破壊とはもったいないのう…」

こうしてフランクリンは、また残業してこの高性能人口知能内蔵人型ロボットの頭を、作りなおすハメになったのである

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
10
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ

失敗作の処理だけがやけに旧世紀の時代遅れトンカチかよw

返信