私は三重人格の人間です
私の中には三人の人間の人格があります
一人は不良中学生、一人は真面目な中学生くらいの男の子、一人は気弱な高校生くらいの男の子
みんなそれぞれ名前は同じですが、どれも確かに私の別々の人格です
そして、私の体の年齢と一番近い人格は気弱な高校生です
私は今高校に通っている男子高生です
彼が出ると私はとても怖がりになります
そして不良中学生が出ると私はたまらなくイライラして、八つ当たりしたりします
さらに真面目な中学生が出ると、ほとんど喋らなくなります
常にどれかの人格が出ているので、そのどれかが私として生活しています
でも私気づいたんです。読んでる人も鋭い方ならもう気づいているかもしれませんが
こうやって今三人の人格を書ける四つ目の人格がある事に
私こと、四つ目の人格だけが他の三人を客観的に見られるみたいなんです
三人はたぶん他の人格は知らないはずです
自分はあくまで自分だと思っているでしょうから
他の家族も「急に怒ったぞ」や「急に大人しくなったぞ」や「急に弱気になったぞ」とは思うでしょうが
その各々が別々の人格とは思わないのでしょう
もう一度言いますが、私は眠っていた四つ目の人格みたいです
皆さんは自分が自分である自信はありますか?
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話