短編2
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電話

Aの大学の友人(B)が新車を買った。

「今夜は遠出するんだ。お前も来るか?」

そう言ってキャンパスでAを誘った。

○○川の方へ出かけるらしい。

Aは仕上げなければならないレポートがあったため、次の機会にと断った。

「そうか。じゃぁ向こうへついたら電話するわ。」

そう言って大学を出ていった。

その夜。

深夜にAの家の電話が鳴った。

「Bかな?」と思って出ようとすると切れてしまった。

戻ろうとすると又電話が鳴った。

そんな事が三回続いた。

Aは誰かに見張られているような不気味な感触を覚えた。

四回目に電話が鳴った時,Aは電話の相手に向かって怒鳴った。

「いい加減にしろっ!!」

「なに言ってんだ?お前。」

Bの声。

「何回も電話かけてきたろ…?」

Aは言いった。

「電話ぁ?知らねぇよ。それより大変なんだわ。事故っちまってよぉ。新車がおしゃかだ。」

電話の向こうのBの声は全く大変そうではなかった。

まるで酔っているかのように異様に陽気なしゃべり方。

「怪我は?大丈夫なのか?」

「あはは。それがよぉ、死んじゃってんの。まいったわぁ。」

「人をはねたのか!?」

「あはははははは。違う、違う。俺が死んでんの。」

「なにっ!?」

「俺、死んじゃってんの。」

「お前、何言ってんだ?ふざけてんのか?」

「んじゃ、俺そろそろいくわ。」

電話はそれで切れた。

しかし翌日、Bは生きて大学に来ていた。

「お前、いい加減にしろよっ!!悪ふざけにも限度があるだろっ!!」

胸ぐらを掴むAにBは真っ青な顔で言いました。

「とんでもないもの見ちまった……」

すみません。入りきらなかったんで分けます。

怖い話投稿:ホラーテラー Lさん  

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