短編2
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絶食

明『そんなにはっきり言ってほしいのなら言うけど。君なんか大嫌いだっ』

友子『えっ!!な‥なぜっ!!』

明『なぜだって?太った女が好みの男なんているかっ!』

友子『ひどい‥』

~家~

母『あらっ友子また夕食抜きじゃないの!!友子!?どこへ行くの!?友子っ』

友子は部屋に上がり三面鏡を開いた

だが太いていた自分がその鏡に写り

三面鏡を再び閉めた

‥‥バタン‥‥

友子は絶食で倒れそうながらも学校に行った。すると明くんとその友達が話しているところを見て思わず木の影に隠れた。

すると

明『ちょっと付き合ってやったらすぐ恋人きどりだもんなっあいつ!デブなくせに(笑)』

友子『‥っ‥ぜったいに‥‥‥絶対に痩せてみせるわ!』

~家~

母『あっ!友子また今日もリンゴをたったひとかじりじゃないのっ!!』

数日後

友子は三面鏡の前に座り自分の顔を覗くと‥

友子『‥‥っ‥き‥きれいっ!!

ついにやったわ!!

痩せるって‥こ、こんなに素晴らしいことだったのね!初めて知ったわ!明くんの気持ちが初めて分かったわ!!』

友子は翌朝学校に行き

友子『明くん!!』

明『だっ、誰だっけ?』

友子『わたしよ。ほらっ分からない?』

明『分からない‥‥分からないけど綺麗だっ‥』

友子『恋人になってくれる?』

明『も‥もちろん喜んで!!』

二人とはキスをした

わたしは「やった!!」と心の中でさけんでいた。

そして………

それと同時におさえ続けてきた

食欲が

急ににわきあがってきて…

友子『はっ!!』

気がついたら明くんを食べていたのです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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