短編1
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アルバイト

幼馴染で、なんかの病気で体が小さいままのやつがいた。

高校生で身長130cm弱。がりがりにやせてた。

高2の夏休み、ソイツが「すげーバイト見つけたんだ」とうれしそうに言ってた。

なんでも、体の小さい奴にしかできない住み込みバイトだとかで、詳しいことは言えないが、やたら給料が良いって話で、大喜びだった。

が、ソイツは夏休みが終わっても戻ってこなかった。

数年後、あるイベントで、某社の人型ロボットのショーがあった。

入り口で1体、ロボットが入場者と握手をするのだが、オレの番になったとき、ロボットは両手でオレの右手をはさみ、何度も何度も上下して、頭を振った。

かすれた声で「オイ、オレだ。たすけてくれ」と言った気がするが、ハッキリとは聞き取れなかった。

「え?ちょ、な、何?」とあわてるオレを見て、係員がすっ飛んできて、あっという間にそのロボットは裏へ持って行かれてしまった。

数分後、代わりのロボットが来て、次の人からは普通に握手していた。

TVニュースであのロボットを見るたびに、思い出す出来事です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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