短編2
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こんにちは

私の母の実家は神奈川にあるのですがその神奈川に行ったときの話です

私の母の家は住宅地というよりも山地の方だったので母の実家には途中まではバスでいけるのですが途中からは歩かないと着きませんでした

毎回実家の犬を散歩させる習慣があるのですがその日は夕方に着いてしまったのでその日は夕食を済ませてから散歩に行くことにしました

そして夕食を済ませて散歩に行くことにしました祖父と祖母は腰が悪いので一緒に散歩には行けませんでした

仕方なく弟や母を誘ったのですが2人はここまで来ることに疲れていたので1人で行くことにしました

今までは夕方ごろに行っていたので夜の山やその風景を犬と一緒に楽しんでいました

私の実家は山の麓の住宅地にあったので私たちは山の上に散歩に行きました

私たちは歩いている道は砂利道でしかも街灯は全くなく懐中電灯などを持っていないと足下も見えないほどの暗さでした

正直に言うとそのとき私はこわかったのですが犬が嬉しそうに尻尾を振っていたので取り敢えずいつもの場所まで行って帰ってこようと思いました

そしていつも引き返す地点の所まできたので帰ろうと思ったときに前から

『こんにちは』と男の人が声をかけてきました最初はビクッとしてしまったのですが相手が人間だとわかると安心しました

しかし私は相手を見るとその男はライトを持っていませんでした

この暗い山道をライト無しで歩くのは無理だと思いました

そんなことを考えていると男はまた私の目の前で『こんにちは』と言ってきました

さすがに失礼だと思い私も『こんにちは』と言いました

しかしまだ男は私の前にいます

そのとき犬の方を見るとさっきまで嬉しそうにしていたのに私を帰り道の方に引っ張っています

このとき私は危険を感じて山を下りようとすると『こんにちは』とまた言ってきました

私は怖くなって犬と一緒に走りだすとその男もまた走りだして『こんにちはこんにちはこんにちはこんにちはこんにちは』といいながら追いかけてきました

私は半分涙目になっていましたでも犬と一生懸命走りました

そして無事に山の麓に着きましたが、いつ振り切ったのかは、よく覚えていません

もうそれからは夜の山を散歩していません

夏の夜の出来事です

今はもう思い出したくありますん

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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