短編2
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首とり洞

ども。初めまして。姉がいつもお世話になってます。

これは僕が修学旅行先で聞いた怪談話です。怖かったので姉の了承を得て書いてみます。

僕の修学旅行先で行った旅館のおばさんはなにかと世話好きらしく、僕らにすごくよくしてくれました。

怖い話とか好きみたいで、こっそり隙を見ては話に来てくるなんとも図太い神経のおばちゃんでした。

おばちゃんが言うにはこの旅館の近くに古くからあるとても由緒あるお寺がありそこには首とり洞があって、それがなかなか面白いんだとか。

その首とり洞は石をくり貫いただけのしっそな造りで、だけど穴の中は暗くてどれだけ深さがあるか分からないほどだそう。

どこか面白いのか僕の班の子が聞くと、おばちゃんはニヤリと笑って言いました。

「首とり洞は名の通り首を取るさね。」

なんでも、その穴を覗くと中でなにかが動き、それをよく見ようと首を突っ込むうちに首が取られる、そういう仕掛けらしい。

んな物騒なもんあったら大変じゃないんですかと僕が聞くとおばちゃんは困ったように笑い、

「まぁね。でもその石がまた重くて動かせないし、壊そうと祟られる。だからそんまんまが一番安全なんさ。」

本当に首を取られるかどうかは行って無いしあるかどうかさえ怪しいが、そんなもんが放置してあるなんて怖くないすか?

姉は行きたがってますが僕は怖くて嫌です。

それでは機会があればまた。

怖い話投稿:ホラーテラー ガリベンメガネさん  

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