短編2
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感触

これは私の親戚に起きた実話です。

その人は私の義理の兄にあたる人になります。

今から5年程前の夏、兄は毎年夏休み恒例のカブトムシを捕り子供達と奥さんを連れて大きな林のある公園に行ったそうです。

そこにはアスレチックやバーベキュー等をする設備のある公園で結構広いらしく、公園の林の中には街灯等は無く持参してきた懐中電灯の明かりだけがたよりといった状況だったらしいです。

それから兄は子供達に負けないようムキになって探していて周りを気にしていなかったらしく、スーツ姿の男性と肩がぶつかってしまったそうです、兄はすぐ謝ったんですが相手の男性は無視をして自分の奥さんのいる方向へと歩いて行ってしまったらしいんです。その時兄は、なんか変な奴とは感じましたが、とりあえずカブトムシを捕まえる事が大事だったらしく、すぐに忘れてたようです。

ですが帰り道の車の中でふと思いだし、奥さんに「さっきスーツ姿の男、お前の横、通り過ぎただろ?アイツ俺にぶつかったんだよな謝らね〜しよ」と文句を言いはじめたらしいのです。

奥さんは何の事か分からず「スーツ着た人なんか知らないよ」と話し兄はそんなバカなと思ったそうです。何故なら、奥さんに向かって歩いて行き横をすれ違ったのも確認したからです。なのに奥さんは知らないと言い、兄もよくよく考えてみたら、時間も夜の11時過ぎだったし、スーツを着て来るような場所でもなく奥さんには見えないものだとすると幽霊だったのかと思ったそうです。元々兄は霊感があるので見えてしまったのでしょうか…肩にぶつかった感触も今だに忘れられないようです…

怖い話投稿:ホラーテラー ハルハルさん  

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