短編2
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ドアのむこうに…

この話は私の姉の身に実際に起きた恐怖です。

(心霊話しではありません。

姉は当時十代で夜の仕事をしていて、同じお店でバーテンとして働く彼と同棲をしていました。

その日も姉はいつものように仕事が終り、彼と一緒に帰ろうとしたそうなんですが、彼にお店の片付けをしてから帰ると言われ、姉はタクシーで先に帰る事にしました。

タクシーを降り部屋に入り電気をつけると

玄関のドアをだれかにノックされたそうなんです。

姉は彼が帰って来て、わざと恐がらせる為、叩いているのかと思い玄関に向かい「誰ですか?」と聞いたようです。

相手はすぐには答ず、少ししてから「〇〇ですが、相談があって来ました。

」と答えたそうです。

聞いた事もない名前と男性の声だったので、姉は後から帰ってくる彼の為に開けておいたカギをすぐに閉めたそうです。

その時、姉は恐いのですが、どんな男なのか気になり、除き穴から確認したそうなんです。

男の背格好は全身黒い服を着てあまり背の高くない小太りの30歳前後の男だったそうです。

玄関前も暗くハッキリ見えたわけではないのですが、男が姉の家のドアノブに手をかけている様子だった為姉は男に「迷惑です、帰らないと警察を呼びます。

」と言うと、男は「分かりました。

また来ます。

」と言って帰ったそうなんですが、帰り際、姉が除き穴で本当に帰るか確認すると、男の後ろ姿で、男が手を後ろにくみ、その手には犬が使うリードみたいな物を持っていたそうです。

その後、彼も帰ってきたので、今の話しをしたらしいのですが、「気をつけなきゃダメだよぉ〜〇〇ちゃん(姉の名前)」と言われただけと母に愚痴をこぼしていました。

ちなみに母も同じような事を言っていました。

(笑)

怖い話投稿:ホラーテラー ハルハルさん  

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