短編2
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丑三つ時

今までで一番はっきり覚えている体験です。

就職のため上京した私は入社の一週間ほど前から初の一人暮らしにドキドキしていた。昼は近所をブラブラして夜は慣れない料理なんかをして何とか生活していた。

とある夜。突然金縛りにかかりパニックになった。

「やばい、お母さんお母さん…!」

声も出ないし息苦しい…

今目を開けたらマズイだろうなぁと固く目をつむる。

すると突然足元に風が通ったと思うと掛け布団を足元から引っ張られた。

「起きなさーい」って引っ張られる感じっていうと伝わるかな?

その時はそんな呑気なこと言ってられなくて再度パニック!目はつむったままガッシリ布団も離さない。めくられたら次どうなんだ!ものすごい強い力で引っ張ってくる。南無阿弥陀仏を心で連呼。

フッと布団が降りてきて「助かった」と思ったら、仰向けの私を真上から二の腕をガッシリ掴まれた。

掴まれたまま、つむった目のまぶたの上から親指(らしきもの)でコロコロ触られる。普通に考えるとあり得ないサイズの手のひらってことになる。

伝わるかなー正面から両手で両二の腕をガッシリ掴んでかつ親指で目をコロコロ。

これがしばらく続いて恐怖の中「やめて!!」と叫ぶと大きな手は離れた。

時計を見るとちょうど深夜の2時…

やっぱり何かある時間なのか?

多分だけど、引っ越し前に実家のじいちゃんの仏壇に手を合わせて「じいちゃんはいつでも来れるからまぁ見においでやー」とか言ったもんだからマジでじいちゃんが遊びに来たのかな、と自分を納得させてる。

そうじゃないと怖すぎる…

文才がなくて伝わりにくいかもしれないけど、体験中はホントにちびるくらい怖かった

怖い話投稿:ホラーテラー あいさん  

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