短編2
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死ぬほど愛してる

友達からの又聞きなので

出所も、実話かどうかも解らないのですが

ちょっと怖かったので投稿します

有名な話だったりしたらすいません

あるところにカップルが居ました。

付き合い始めのころはお互いに

幸せな日々をすごしていたのですが

だんだん、男は疑い深くなってしまいました

女は決して浮気をするような人ではないのですが

男は自分で自分を抑えることができないようでした

始めは冗談で

「浮気するなよ?」

程度だったのですが

「浮気じゃないのか?」

「浮気だろう!」

と、だんだんエスカレートして行きそのうち

「ほかにも男が居るんだろう!」

「嘘をつくな!本当のことを言え!!」

「どんな奴だ!どんな奴と浮気したんだ!!」

「いつ会った!どこで会った!」

「何を貰った!いくらの物だそれは!

 お礼に何をしたッ!!」

といった具合に、男の中の妄想が

さらに男をヒステリックにし

ヒステリックになった頭がさらに妄想を生むという悪循環

そんな日々が続き

ついに女は我慢の限界に達しました

いつものように、執拗な追及をする男に

ありもしないことを言いました

「ええ、あなたの言うとおり!したわ!

あなたより、かっこよくて、お金持っていて、優しくて

SEXも比べものにならなかったわ!!」

そこまで一気に言ったとき女は

男の様子が変わってることに気づきました

さっきまでの逆上的な雰囲気はなくなり

妙に落ち着いていました

男はかねてより考えていた計画を

実行することを決意したのです

男は、女を風呂場に連れて行くと

手錠を女の手首と蛇口にかけ

逃げられないようにし

外に聞こえないように口をタオルでふさぎ

おもむろに包丁を取り出し

女の前で自分の首を切りました

女は発見されるまでの一週間

男の死体と一緒に暮らしました

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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