短編1
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坂道

夜、私はバイトが終わって自転車で帰っていました。

そして自分の家までは二十分くらいで着くはずでした。

私は家に着くまでに坂が、あるのですが、その坂は急なので私は歩いて登っていました。

坂を登っていると

「助けて」と女性の泣く声が聞こえてきました。

しかも私が上へ登るたびに声はどんどん大きくなりましたが、私は気にせず登り続けました。

「助けて助けて助けて助けて」

右側に何かいると思いましたが私は怖かったのでのぼりました。

「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて」と声は大きくなります。

そして私は、急いで坂を登って行きました。

気がついたら声は聞こえなくなっていました。

そして私は安心して後ろ振り向く、と赤い服を着た女が坂の下の方にいました。

すると一瞬で私の目の前まで近づき「聞こえてただろう」と言いました。

その女は真っ赤な目をしていました。

私は一目散に逃げました。

あれ以来あの坂には近づかない。

怖い話投稿:ホラーテラー たさん  

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