短編2
  • 表示切替
  • 使い方

今から書くことは私が大学生の時に体験した話です

田舎から引越してアパートを借りてそこで1人暮らしをしていました

大学といっても授業もあまり真面目に出ておらず、その日も午前中で学校を出てから、友人の家で夜中までくだらない話をしてアパートに帰宅しました

ぐったりと疲れた私はアパートに着いてからすぐに布団に入り目をつぶって

明日必修科目だから早起きして行かねば…など他愛もないことを考えながら、そのまま眠りに落ちました

ふと目が覚め、辺りがまだ暗いので寝ようと思った時、体が動きませんでした

どうやら金縛りにあったようです

しかし、金縛り自体今まで実家にいた時に5、6回ほどかかったことがあるので『あ~またか~』という程度に思っていましたが…

ふと暗闇の中(寝る時私は豆電気など小さい灯もつけずに寝る)何か私の右の足元辺りに影が見えました

最初は気のせいかと思い…思いたかった

暗闇に目が段々慣れてよく目を凝してみると、そこには私のアパートにいてはならないモノがいました

長い髪の女…白いワンピースを着て、顔は髪に隠れ、そして横を向いて立っていたので見えない

あまりの衝撃で目をそらしたかったが、それすらも出来ず、女を見ていると

その女は壁を見ていました

全く動きもせずに私の部屋の壁を

そして気付けば朝になっていました

昨日の女は何だったんだろう…

何故壁をずっと見ていたんだろう…

壁をこえた隣の部屋に何かあったのか、それともただ偶然壁のほうを向いて立っていただけなのか…

大家に聞くなり調べようと思いもしたけど、もし何かあってその話を聞いたらと思うと、とても調べることが出来ませんでした

そしてしばらくは友達の家に泊めてもらい、その間に引越しの準備をして別のアパートへ引越しました

それ以降は何もありません

一体何だったんだろうか…

そして怖い思いをした私ですが、よかったと思うことがあり、それはあの時、私があの後眠った(気を失った)ことと、女の人が私が起きている間ずっと壁を見ていたので…顔をみなかったことです

もし、あの時顔を見ていたらどうなっていたかと思うと今でも寒気がします

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
14200
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ