「好奇心が猜疑心を越えた結末」
夜、あるもてない典型的男が、自販機で喉の乾きを潤そうとした。
おつりを取ろうと、指を入れるとなにか入っている。手紙だ。
『私に興味がある人、50m先の電話ボックスに行ってね♡』
男はどきどきした。女性からの手紙なんてもらったことがない。
折角、買ったジュースも取らずに男は電話ボックスに向かった。
そこにはまた手紙があった
『あなたはかっこいいですか?イエスなら100mすすんで♡』
男は色のきれいな手紙に夢中になった。
そして手紙の通り進んで行った。
そこにも手紙があり
『お金持ってますか?50m進んでね♡』
男は
「なんだ、エンコーかよ?」
とつぶやきながら進んで行った。そこにもあの手紙はあった。
「♡マークのところで立ってここにTELしてね」
と携帯番号が書かれていた。
男はゆっくり歩きながら♡マークを探した。すると先に地面にチョークで書かれた♡を見つけた。
男はその番号に電話をかける。
トゥルルルル.....................
出ない.......長い時間が経った。
「いたずらか」
男が2、3歩進んだときだ
ドグシャ!!!!
大きなものが♡マークの上に降ってきた。振り返り見ると女が血だらけでつぶれている
おそるおそる彼女が降ってきた場所を探す
横のマンションの窓があき、カーテンが揺れていた。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話