とりはだ(TVこぴぺ)10 ラスト

短編2
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とりはだ(TVこぴぺ)10 ラスト

「貪欲な愛情に起因する戦慄」

1:15

深夜、神経質そうな細身の男が携帯でホテトル嬢を選んでいた。

中に綺麗な、「カオル」がいた。男は早速電話をした。

「はいパッションです。はいカオルさんですね。新宿でしたら5分でつきます」

1:45

「おっせえなあ!何が5分だよ!!」

男はイライラし始めた

その時

コンコン

男は期待に、鏡で髪の乱れをチェックした。

ドアを開けると陰気な白い女が立っていた。

「パッションのカオルです」

女はニッコリ笑った。

男は

「写真と全然違うじゃないか!ごめん!チェンジ……チェンジだよっ!」

男は代わりの女を催促した。

「15分ほどでヒトミというこがきます」

男は最後まで聞かずにドアを閉めた。

「ぼったくりかよ!安い女よこしやがって!」

2:00

男は限界に達していた。そこへノックの音がし、男は飛び起きドアをあけた

「パッションのひとみです」

そこにはあのカオルが立っていた。

男はあきれて

「なにいってんだよ。チェンジっていったじゃん。もういい」

男はドアを閉めると

店に電話をした。

「さっきカオルって子を指名したもんだけど、チェンジしたのになんでおんなじ女がくるんだよ!」

店側はあせりその場にいる女の子を向かわせた。

2:15

男は勢いよくドアをあけた。

「ゆうこです」

まぎれもないカオルだ

「お前何言ってんだよ!ふざけんなあ!」

その場で男は店に連絡。

店はゆうこの携帯に連絡するという。

パタン

ドアが閉まる音がした

振り向くとかおるが後ろに立っていた。その時かおるのバッグから

はみ出た2つの血だらけの携帯がなりだした

「まさか・・・二人トモ?・・・」

男の手から携帯がおちた。

『あの~おきゃくさん今ゆうこさんに連絡したんですがつながらないんですよ~あの・・・おきゃくさん?』

むなしく携帯から店の男からの声がながれた。

カオルは首をかしげながら二ヤリと笑った。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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