母がいつものように姉に暴力をふるっていたとき
姉はとうとう刃物を掴み母を殺そうとしたときだった
いつの間にか現れた私が刃物を持つ姉の腕を掴み抑えた
姉は動けなくなり、母はことのしだいに気づき逃げた
(私は当時、中学生で自慢だが腕相撲で女子に勝ったこともなく、握力も一桁だ。よく止めたもんだ、えっへん)
姉は次第に冷静になったとき私は耳元で囁いたらしい
「あんな人間、人生台無しにしてまで殺す価値ないよ」
私は蔑むように、あざ笑うかのように微笑みながらいったらしい
今でも姉との会話で話題になるが記憶にねぇ・・・(姉は人の道を踏み外さなかったことで感謝してる)
やっぱり私は人格障害なのかな・・・・・・
怖い話投稿:ホラーテラー 黒山羊さん
作者怖話