短編2
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初体験?

10年以上前、霊感体質Kと女同士二人でカラオケに行きました。

今のカラオケ屋さんはビル内での個室がほとんどですが、そこは受付のプレハブと、六畳程のログハウスが屋外に十戸並んでいて、完全戸別でした。

ログハウスは玄関から見ると長方形で、左奥にカラオケ機器、右奥に二人が乗れば満員のステージ?と、よく披露宴で見るような動かせる小さなモニターがあります。

さぁ!歌うぞ!!

ワタクシ今日はハナからガンガン立って歌います! ステージで!

交互に歌いながら、さぁ次は私!と立った所で、Kが

「ねぇ、雪降ってきたからキレイだよ☆この歌なら、座って外見ながら歌いなよ」

と言うので、

雪なんて腐るほど積もってるけど

 …うん。

座って歌いました。

次にKが歌い終わり…さぁ次っ!颯爽と立ち上がる私ですが、また

「駐車場のヤン車おもろいよ〜☆座って歌いなよ」

 …うん。

歌い終わり、歌本を見ていましたが、何か釈然としない…。ので、

 ねえ?

と話し掛けようと顔を上げた時、Kと私の顔の間を玄関の方からステージの方(私から見ると左から右)へ何かが通り過ぎました。

 誰ですか?

私の顔も跡を追って動きます。

その後私はKとの間にある、ツマミの乗った長テーブルに視線を移しました。

 …は??

 テーブルあるけど!

 誰! てか何!?

と、またKを見ると

「ありゃ〜。今の見えたでしょ。

玄関開けたときはタタキにいてさ。それからずっとステージでアンタに寄り添ってたんだよねアンタはまた呼ばれて行くしさ。

見えないくせに、ほんとに寄ってこられる人だね!」

と言われました。

悪いモノじゃないから大丈夫・との言葉を信じ、その後二時間歌って帰りました。

私が唯一見た話でした。

駄文 失礼いたしましたm(__)m

怖い話投稿:ホラーテラー たみさん  

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