短編2
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紙袋と箱 その後

前回の投稿の際は様々なコメントありがとうございました。

今回も携帯電話の使い方に未だ不慣れ故、読みにくくなってしまうと思いますが、よろしくお願いします。





前回皆様のコメントから、コトリバコというものを調べてみました。

なるほど、確かに近似しているように思われますね。




それ以降私はどうも気になり、仕事も手着かずになってしまいました。

あいにく、休日出勤がたまっていたので、まとまった休みを取り、地元に戻りました。

勿論友人に話を聞くためです。





事務所があった商店街は、以前投稿した時の記憶からまた様変わりしておりました。

少々活気なるものが戻ってきた様な気がいたしました。




さて、事務所がないので、探そうにも途方にくれていました。

そこで良く彼と通った飲み屋に足を運ぶことにしました。

しかし、飲み屋は無くなり、惣菜屋になっていました。

少々残念な気が致しましたが、そこに居た老婆は紛れもなく飲み屋当時のママでした。

話しかけてみるも、私のことは覚えていませんでした。

友人の居場所を聞いても、不明だとのことでした。

しかし、ママは最後に同じ組にいた方がある飲み屋の主人をしていると教えてくれました。





夕方になり、店を訪ねると、そこには何回か麻雀を打った、若い日の面影が残る方がいらっしゃいました。

彼も私のことを覚えていてくださり、昔話に華が咲きました。




すっかり、お邪魔してしまい、閉店近く、他のお客がまばらになったところで本題に入りました。

彼はどこに行ったのか、あの箱を覚えているか、一体何だったのかと酒の勢いで立て続けに質問をしてしまいました。

結論は下に書きます。




・友人は町を出たがその後は不明。




・箱のことはなんとなく覚えている。

用途などの詳細は不明。




・箱は風俗を多数経営している韓国系の組から韓国系の方へ渡すものだった。




・仲介の手数料は弾んでもらえて、私の借銭をチャラにしても余るほどだった。



とのことでした。

これ異常は全くわからないし、あったとしても忘れているだろうとのことでした。



箱のことはこれ以上解りそうもないです。

以上結果報告までに。

怖い話投稿:ホラーテラー 平々凡々さん  

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