短編2
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土色の女性

誤字、脱字、読みづらい所がありましたら申し訳ありません。

夜、リビングで私はくつろいでいた。

トイレに行こうと、廊下に電気をつけ、個室内に入る。

扉を閉めようと、ドアノブに手をかけると

バンッバンッ!

土色の手が、ドアを掴み、中に入ってこようとするではないか。

私はこれは危ない!殺される!と直感的に思い、思いっきりドアを閉めた。

しかし相手の手が挟まってなかなか閉まらない。

2分ほどそれを続けていたが、諦めてくれる様子もないので一度、ドアを開いた。

※お互い力を入れているから、こちらが力を抜けば相手が倒れてくれると思ったんです。

すると案の定、ドスン!と相手は倒れました

。良かった…と思いながら恐る恐る相手を見てみると、黄ばんだ白いドレスをきた、肌は土色で髪がボサボサの顔の長い女の人が私をじっと見つめていました。

目は小さく、全体的にミイラの様でした。

その風貌に恐ろしくなった私は、別室にいる両親を呼ぶため、叫び声をあげようと大きく息をすいこみました。

すると、吸い込むや否や、女性が、耳がいたくなるほど高い声で、『キィヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤ』と叫び声をあげたのです。

あまりにもびっくりした私は、キョトンとしたまま彼女を見つめていると、彼女はそのまま立ち上がって何処かへ逃げて行きました。

そこで目が覚めました。

夢で安心しました。

本当に夢の中の家と、自宅が全く同じだったので、お恥ずかしながらトイレに行くのが怖いです…

また、時々、誰もいない時に気配を感じたりする時があるので非常に気になりました。なにか私にメッセージがあったのでしょうか?

偶然である事を祈ります。

怖い話投稿:ホラーテラー 不思議女さん  

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