中編4
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時の止まる場所(コピペ)3

とりあえず、Aと俺は息が切れるまで走っていた。

走っている間も頭が混乱していてよく分からなかったが、

Aに「どうしたんだ?」とか声をかけていた気がする。

そして気付いたら見覚えのあるような無いような場所、

墓場の辺りの細い道だった。

前にも書いた通りこの地域は墓が多いのだが、

かなり広くしかも民家と隣接している事が多いため(たぶん防犯上?)

高い塀がたくさんあり、一度入ってしまうと迷って出られないふいんき(なぜかry だった。

息を切らしたAと俺は、ダラダラと汗をかいていた。

夏だったから、ポタポタとすごい量の汗が流れてた。

するとAが突然道の隅で吐き出した。

一瞬やばいものでも見たのか?とは思ったが、

どうやら息切れと水分不足で軽い熱中症?になった様子。

とりあえず、近くのコンビにで水を買い一時間くらい休憩してた。

その間Aはすこしうつむき加減で明らかに様子がおかしかった。

さっきまでとは違い、ほとんど言葉を発さなかった。

「不思議だったな」とか「大丈夫か?」と言っても、「・・・うん」と答えるだけ。

が、俺はただAが脱水症状で気分が悪いのかと思い、そこはあまり気にしなかった。

おれが気になっていたのはさっきの事。

あの頃のAと一緒の状態だったのか。

今まで体験した事の無い現象に、なんだか奇妙な感覚に陥っていた。

そしてAが落ち着いてきた頃、今日は家に帰って休むか

という話になり、わけも分からないまま帰宅する事になった。

次の日の事だ。

やはり俺は前日の事が気になっていて、Aに電話してみた。

何回も電話したが、Aは出なかった。

いつもはすぐ返信のくるはずのメールも、その日ばかりは返ってこない。

次の日も俺はAに電話してみたのだが、Aからは全く音沙汰ナシ。

俺はやはりあの日の出来事とAの様子が気になって、

バイト帰りにAの家に寄ってみた。

家のチャイムを鳴らすとAの妹が出てきた。

そして話を聞いたのだが、やはりAの様子がおかしいらしい。

Aはぼーっとしたまま虚ろで、ほとんど何も言わず

食事もあまり取ってないらしい。

俺は「やはり、あの日何かあったのか」と思い、

Aの家に上がらせてもらいAと話してみようとした。

Aの様子が気がかりだったが、Aを驚かせて元気付けようと

尻を半分以上出して勢いよく戸を開け部屋に飛び込んだ。

Aの部屋の戸を開けると、部屋はオーディオ(ラジオ)だけがついていて、

明らかに精気が抜け落ちたようなAが座っていた。

Aは少し反応してたが、明らかにいつものノリではない。

おれは心配になり、メールの事や体調の事を心配しつつ、

やはり遠まわしにあの話を聞こうと思った。

Aは、少し体調は悪いのだが大した事は無い。

メールは後で返すつもりで、人と喋る気にはならなかったらしい。

そして本題のあの話。

とりあえず、どう話していいのか分からなかった俺は、

真正面から「あの時何があったのか?」と聞いた。

しかしAは「何も無かった」としか話さない。

少しまずいかなと思ったが、

俺も混乱と興味?本位で何度も聞いてしまった。

するとAは「これ以上きかないでくれ」とため息のように言い、

それ以上は聞くに聞けなくなってしまった。

俺はそれまで「奇妙な体験をしたな」

という事の興味本位だけで考えていたのだが、

Aのここまで変わってしまった姿を見て、

ただただ恐怖感に駆られた。

それからAの事を心配しつつも本当に怖くて、

けどやはり興味がある日が続いていた。

最近の事もまとめたいが、最近の方はそこまでオチは無い。

てか夜中にこのこと思い出すと今でもちょっと怖いんだよ。

Aのことは気になっていたのだが、やはり何も聞けない日が続く。

気付いたらAとは連絡が取れなくなっていた。

そして2週間ぐらいして少し忘れていた頃。

俺は友達と遊んでいたのだが、偶然にもAのバンドメンバーと街で会った。

ライブで何度か話したり打ち上げで飲んだだけの関係の奴だ。

とりあえず俺も買い物に疲れていたので、

ソイツの連れとの3人駅前のでマックに入った。

そいつと少したわいの無い話をしてたのだが、バンドの話になった。

すると、Aは少し前からなぜか連絡がつかないらしい。

そいつは俺がその事を知ってると思い、

もともとAと仲のいい俺を気遣ってあえて口を濁していたみたいだが、

俺はそのとき初めて知った。

最後に俺が会ってから確か4日後くらいにAは行方不明になっていた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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