短編2
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続・自動販売機4

「臭っ!!」

「お前…それ…」と俺が言いかけると、

「あぁそうさ、知ってるよ。う〇こだろ…走ってる時に不覚にも…でも、我慢できなかったのさ。俺って最低だな…しかし、かまいたちはう〇こするのかな?」

と、涼しい顔でボソッと呟いた。

俺はそんな答えを求めてなかったし、質問に質問をされて少しイラッときたから背中に一発蹴りを入れ、風呂場に行くように指示した。

風呂から上がると着替えと水を差し出した。努は一気に飲み干した。

俺は早速だが捕まった状況を聞いた。

俺とふたてに分かれ少し走ると普通のアスファルトの道を滑って転んだらしい。(この日は雨は降っていない)振り返ると二人のババアが努にボディプレスをかましあっけなく捕まった。

ババアに捕まると、

「もう一匹のかまいたちはどこにいるんじゃ?知ってるのじゃろ?見つからんかったらお前は今日はわしらに付き合えよ~今日はカラオケボックスでオールじゃ」

追っかけてきたワケ。それは実に簡単で単純な理由だった。ババアは俺達とオールしたかったらしい。

新手の逆ナンだ。

続けて隣のババアが、「おぬし、あれに似ておるの~。え~と~なんだ~…え~ジョーじゃ。ジョーの宿敵じゃ。」

反射的に努が「ジョー?あしたのジョー?力石?」

と聞くと、

「そうじゃ!力石じゃ!でも力石よりは優しい瞳をしておる。おぬしは力石じゃ」

今日から努、改めかまいたち、改め力石に。

「さぁ早く探して皆で歌うのじゃ!」とババア。努はもし行けば一生汚点が残ると思い「嫌だ!」と激しく抵抗すると、一人のババアがペットボトルに似た透明の容器で口が少し尖っている物を取り出し、中の透明な液体を強引に口の中に流しこまれたらしい。

「おい!な、何すんだ~!」

ツバを吐く努。その横でババアが、

「お前がさっき転んだ場所。あそこに仕掛けを作っておいたのさ!まいたんだよ、特別なローションを!そして今、口にい~れた~のさ!ヒャハッハッハッ…」

一人のババアが腹を抱えと笑いだした。

それを聞いていた俺はどうしても気になった

俺「特別な…ローション?なんだ、『特別』って」

努「多分普通のローションじゃないのか」

ここで何故かしばし沈黙………

「で、その後どうなったんだ、力石」

「力石じゃねぇよ!」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名で★さん  

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