短編2
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床の間 ④

悪夢の続きです。

同僚の□□先生の唸り声と共に始まった悪夢の様な出来事…

同僚の呻き声

苦しみ悶える表情

変わり果てた【床の間】

俺『怖っ!!…で、ママンは金縛りかかったん!!?』

マ『ぜーんぜん、腕とか普通に動いたで』

俺『そうか…、その後どないしたん?□□先生は!?』

マ『ん~?、□□先生ず~っと唸ってたよ』

俺『…うん』

マ『う゛ーんう゛ーんって、凄い苦しそうやったで』

俺『で?』

マ『へ?それで終わり。』

俺『まかさ…』

そのまかさでした。

俺『起こさんかったんか!?』

マ『うん。放っといたわ』

俺『起こしたれやぁああ!!!ぁあぁぁ有り得んやろぉぉ!!?』

マ『え~?、そう?』

俺『動けたんやろッ!!?、その間何しててん?!』

マ『寝たままや。長いこと魘されてるなぁ~って聞いてたww』

笑って話すのか…(戦慄)

俺『起こしたれよ!!、そこは!!!、普通起こす所やろッ?!!』

マ『そうなん?、まぁ、いつか止まるやろ~って思ってん』

∑俺『いびき扱いか!!?』

マ『いびき止まったらアカンやろ』

俺『せやな!!、けど止めたれよ!!』

マ『長いな~↓、止まらんな~↓止まらんな~↓いつ止まるんやろ~↓って一応止まるんを待ってたんやけどね』

∑俺『なー↓やあらへん!!』

マ『それが止まらへんねや。どんだけ魘されてたんやろ~?、まあ長かったわ~』

∑俺『おいぃぃッ!!』

マ『うんうんうんうん唸っ』

∑俺『ひでぇぇえぇッ!!』

と、そんな感じで…

ママンは狸寝入り。

しかも、□□先生金縛り観察を決め込んだそうだ。

ママン…orz

暫くして、給食のおばちゃんが□□先生の唸り声で目を覚まし…

給『□□先生!!どないしたんよ?!しっかりしぃ!!起きんさい!』

おばちゃんは飛び起きて来て、□□先生を揺り起こした。

給『□□先生!!』

□『う゛ぅ~……、はっ!…あ、ぁ、おばちゃん…』

給『どないしたん?すごい魘されてたで?』

□『…ひ…人が』

給『なに?大丈夫落ち着いて、具合悪いん?』

おばちゃんは□□先生を大変心配してたそうだ。

一方、

マ『ん~?、どうしたの~?』

ママンも起きて、寝起きを装ったらしい。

∑俺『腹黒いよママン!!』

マ『あはは♪、そいでね~』

□□先生はその場で半泣きになりながら、今起きた出来事を話してくれた…

次でラストです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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