短編1
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死に至る体験

うちの大学にはある伝奇みたいなものがある。

決まった時期に生徒が変調を訴え、中には気が狂った奴すら出ただとか。顔を真っ青にした屍の様な人間がキャンパス内をうろつき、皆何かに脅えている様子も伺えるらしい。

ある日、私も私の友人もとうとう、この病の様なものに犯されてしまったらしい・・・・キャンパスに赴く足は重く、トイレの鏡で見た自分の顔は文字通り青かった。いつもの控え室に入ると例の友人がぶつぶつ壁に向かって呟く姿を私は見てしまった。

友人『受かる、落ちる、受かる、落ちる、あ〜!!もうやっとられへんわー!』悪友『ま〜た悩んでんの?楽勝楽勝〜』

私『はあ・・・またやってんのか・・・こっちが鬱になるっちゅうに・・』

悪友2『卒業出来なきゃどうしようね。飛び込みでもしようかな・・・』

悪友3『飛び込みは金かかるからやめろや。やるならリーズナブルなのにしろや(笑)』

死に至る体験略して死験

試験にかけてるそうです・・・下らない話な上笑えない話を失礼しました(^-^

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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