短編1
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不確かな話

私は時々幽霊を見る

それは疲れている時が多い。

私自身、それは疲れている事で幻覚を見ているのだと思っていた。

しかし

見た。なんでもない昼過ぎに

現場は大阪の地下街

彼女と遊びに来た時だ

「それ」は

少し風貌が違うというか

影が薄い

歩き方もおぼつかない感じだ

よくこの辺はホームレスが寝ていたりするのだが手ぶらのホームレスなんてあまり見た事がない

「なんか雰囲気ちゃう人歩いてるなぁ」

と思って観察していた

「なにみてるん?」

「あれ。変な人や思わへん?」

「あれってなによ?なんもないで」

「あれやん。あれあれ」

と言って私は失礼ながら指をさした

「壁に向かってなに言うてんねん気持ち悪(笑)」

当時の彼女は辛口だった…

怖い話投稿:ホラーテラー りくさん  

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