短編2
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コックリさん

文章下手ですがすいません。

6年前に僕が中学生だった頃の出来事です。

当時、怖い本とかを読むのが好きだったので毎日いろんな読んでる本の中に、一般の人が投稿していた「コックリさん」とゆうありきたりな小学生のころ流行った遊びが書いていて、なにげなくその投稿を読んでいると、とても本格的とゆうか儀式みたいな感じに書いてあったので、興味が出てきて早速明日やってみようと軽いノリで実行しようとした。

用意するものは

日本酒

赤鉛筆で書いた鳥居の絵

あとは忘れました。とにかくその道具を用意して次の日学校に向かい、授業が終わってみんなが帰宅して行く中、男友達の浜崎と女友達の阿部を無理矢理誘った。三人じゃなんとなく嫌だったのでもう一人探してるところに、クラスで空気のような存在の谷口さんを見つけ無理矢理参加させた。ちなみに谷口さんは僕がいつもイジッていたおとなしい女の子。

荒川(←僕)・浜崎・阿部・谷口でコックリさんを始めた。

用意してきた物を机の上に並べ、10円玉にみんな人差し指を置いていざスタート!

始めて10分ぐらいしてから10円がかすかに動きだした。

僕「おいおい〜動かしてるの誰や?」

みたいなお決まりの言葉をゆうと

浜崎「俺じゃねーよ!」

阿部「私も違う!」

谷口「……」

谷口お前も否定しろよ!

なんてことをやりながらさらに10分ぐらいやっていると、谷口がかすかに震えているのに気付き、どうした?と聞くと、声にならないような声で

「なんかヤバイ」

とかゆうもんだから、コイツなにゆってんだみたいな感じで浜崎と目を合わせて苦笑いしていたら、今度はものすごい勢いで谷口が揺れだした。

ガタガタガター!

と机が揺れて上に置いてある日本酒の入ったコップやらが下に落ちるわ、さらに谷口はものすごく揺れはじめ、いきなり立ち上がり、そのへんにある机と椅子をひっくり返しだした。それ見て、これはヤバイ!と思い浜崎と二人で谷口を抑えにかかった。阿部は恐怖で腰が抜けていた。男二人で抑えにいったのに身長150ぐらいのちっちゃな谷口を抑えることができず、振り払われ谷口はものすごい勢いで黒板に向かい、チョークで書きだした

「浜崎もうすぐ死ぬ!」

「阿部もうすぐ死ぬ!」

うわ〜次は絶対俺じゃん!って思っていると

「荒川もうすぐ死ね!」

…ん?死ね?俺だけ?

それを書き終えると谷口は気絶した。谷口を保健室に運びしばらくすると目が覚めたので黒板に書いたことを聞いてみると、意識はあったけど体がとても熱くなり勝手に動いたらしい。

僕「あの〜俺だけ二人と違い、死ね!だったんだけど、あれは個人的感情なの?」

谷口「……」

だから否定しろって。

次の日から谷口さんイジることをやめた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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