ある日、あるお寺の住職が見習いのような人達を集めた
この住職は盲目のお坊さんであった。しかし盲目といってもここらでは、少しばかり有名であった
その住職が恐山の所に行くと言い出した
「ついて行きたいと思う物だけついて来い」
住職はそう言った
そして集まったのはたった4人
「先に注意しておかなければならん。恐山の石は絶対触れるな!」
当然4人共理解してなかった
だが住職は質問するまえに進んでしまった。
住職は車が乗れないため、歩きでいくしかなかった
さほどここの寺から恐山まで遠くなかったが、着いた頃には既に真っ暗だった
ただでさえ不気味な山なのに、木や草などの音でよりいっそう怖さをだした
今に何かが出て来そうだ
だがやはりライトはあるそうだ
こんな事を思っているうちに、住職は風のように進む
進んでどれくらいたつだろうか
住職が少しの休憩をいれてくれた
僕は、Aと近くに流れている川にいった 僕が水を飲んでいると、「なぁ記念にここの石持ってかねぇ?」僕は「ダメだ、住職が言ってただろ。」でもAは「一つくれぇ大丈夫やて」僕はこれ以上何もいわなかった
Aは川の近くの段重ねになっている石を取った
そして僕たちは集合場所に集まってまた出発した
どれくらいたっただろうか、住職が何かを感じた顔をした
住職「お主ら、何かやったな」
A「いえ、心あたりがありません」
住職「さっきから、一人ついてきておる、それも物凄い殺気をだして…」
Aはポケットから石をだして裏を見た
「〇〇隊〇〇〇〇」
名前から恐らく、軍隊の人のだろう
Aは怖くなり石を投げた
石は岩に辺り砕けた
その途端住職の顔が険しくなった
「お主ら!!何もしておらぬのか本当に!!!血まみれになりながら、はいつくばりながら、追ってきておる!」
僕たちは無言で進んでいった
いきなり住職が
「あそこの小屋で休もう」と言い出した 僕たちは疲れで直ぐにねてしまった
そして朝、住職が「Aは何処におる?」
そういえばAがいない、、、
僕達はAを捜す事にした。
だが捜してもいない、、、
それから2時間ぐらいだろうか
他の2人が物凄いスピードで走ってきた 2人の顔は汗と泥で汚れていた
「Aが…!!」
住職「どうしたんじゃ!!」
僕達は急いで2人が言った場所に向かった
そこにはぐちゃぐちゃにされたAが…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話