短編2
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絶対

ある日、あるお寺の住職が見習いのような人達を集めた

この住職は盲目のお坊さんであった。しかし盲目といってもここらでは、少しばかり有名であった

その住職が恐山の所に行くと言い出した

「ついて行きたいと思う物だけついて来い」

住職はそう言った

そして集まったのはたった4人

「先に注意しておかなければならん。恐山の石は絶対触れるな!」

当然4人共理解してなかった

だが住職は質問するまえに進んでしまった。

住職は車が乗れないため、歩きでいくしかなかった

さほどここの寺から恐山まで遠くなかったが、着いた頃には既に真っ暗だった

ただでさえ不気味な山なのに、木や草などの音でよりいっそう怖さをだした

今に何かが出て来そうだ

だがやはりライトはあるそうだ

こんな事を思っているうちに、住職は風のように進む

進んでどれくらいたつだろうか

住職が少しの休憩をいれてくれた

僕は、Aと近くに流れている川にいった 僕が水を飲んでいると、「なぁ記念にここの石持ってかねぇ?」僕は「ダメだ、住職が言ってただろ。」でもAは「一つくれぇ大丈夫やて」僕はこれ以上何もいわなかった

Aは川の近くの段重ねになっている石を取った

そして僕たちは集合場所に集まってまた出発した

どれくらいたっただろうか、住職が何かを感じた顔をした

住職「お主ら、何かやったな」

A「いえ、心あたりがありません」

住職「さっきから、一人ついてきておる、それも物凄い殺気をだして…」

Aはポケットから石をだして裏を見た

「〇〇隊〇〇〇〇」

名前から恐らく、軍隊の人のだろう

Aは怖くなり石を投げた

石は岩に辺り砕けた

その途端住職の顔が険しくなった

「お主ら!!何もしておらぬのか本当に!!!血まみれになりながら、はいつくばりながら、追ってきておる!」

僕たちは無言で進んでいった

いきなり住職が

「あそこの小屋で休もう」と言い出した 僕たちは疲れで直ぐにねてしまった

そして朝、住職が「Aは何処におる?」

そういえばAがいない、、、

僕達はAを捜す事にした。

だが捜してもいない、、、

それから2時間ぐらいだろうか

他の2人が物凄いスピードで走ってきた 2人の顔は汗と泥で汚れていた

「Aが…!!」

住職「どうしたんじゃ!!」

僕達は急いで2人が言った場所に向かった

そこにはぐちゃぐちゃにされたAが…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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