中編4
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恐怖のかくれんぼ

「かくれんぼしようよ」

すべてはここから始まった。

当時僕の住んでいる付近にはもう使われていない廃校があった。

そこでみんなで夜にかくれんぼをしようということになった。そして夜になり約束の時間にみんな集まった。

そしてみんなで廃校に行った。そこには霊が出るといううわさが出ていた。なので最初はやめておこうといっていたが結局行くことになった。

A「ここやばいぜ やっぱやめとかね」

B「何言ってんだよ! お前がみんなに行こうっていたんだろ!

A「そうだけど...」

C「とにかく入ってみようぜ!」

D「そうだよ!とにかく入ってみよう!」

そしてみんなは中に入って行った。

C「中はいたって普通だな」

A「そうだな! 思ってたより怖くないや!」

D「そんなことよりかくれんぼの鬼決めようぜ!」

B「おい!!遠くに誰かいるぞ!!」

A「だからやめとこうって言ったのに!」

C「とにかく逃げようぜ!」

D「そうだな!とにかく逃げよう」

そこから恐怖のかくれんぼが始まった。

そしてみんな一斉に逃げ出した。

A「あいつ誰だ!!」

B「わからないだけど女に見えた!」

C「これからどうする」

D「とりあえずはぐれないようにしよう!」

C「そうだな!」

その時!!遠くから足音が聞こえた!

A「やばい!!とりあえずここから離れよう」

そういってみんなはまた逃げ出した。

B「おれさ、さっき逃げてる途中に後ろ振り返ってみたんだ。女の顔血まみれだったぜ!」

C「とにかくこの学校から出よう!あいつから見つからないうちに!」

D「早く出よう おれ怖くてもうさっきから震えっぱなしだし」

そういってみんなはこの学校から出るためにまたにげだした!

みんなは急いで学校から出ようと出口まで全力疾走した。

しかしその時みんなは呆然とした。なんと門は閉まっていた。

D「どうなってんだよ」

C「よく考えてみろよ!この学校にはこんな高い門なかったはずだ」

A「おれたちこれからどうなるんだろう」

B「とにかく学校から出る方法を考えよう!」

そしてみんなは再び校舎に戻りだした。

B「まてよ!このまま校舎に戻ったらあいつがいて危険じゃないか!」

A「じゃあどうするんだよ」

C「とにかくあいつが来るか警戒しながら校舎の中を歩こう。もうあいつはすぐそこまで来てるかもしれないし」

D「そうだな!

そういってみんなは校舎の中に戻った。

A「どうする?念のため家庭科室にでも行って包丁取ってくる?」

B「そうだな!もしもの時は包丁であいつをぶっさせばいいし」

D「早く行こう!」

みんな家庭課室に向かった。

A「あっ、包丁あったぞ!!」

B「まさかこんな廃校に包丁があるとはな」

C「とりあえずさっさと包丁見つけてここから出よう」

D「何か足音聞こえてこないか」

B「足音がどんどん近づいてこないか!」

C「やばい!早く隠れよう!」

そういってみんなは家庭課室の戸棚に隠れた。

ついに女が家庭課室の中に入ってきた。

A「何度見てもあの顔は気持ち悪いなぁ」

B「そうだな…」

女は家庭課室の中をうろうろしている。

C「あいついつになったら出て行ってくれるんだろう」

D「怖いな~…」

女はようやく家庭課室から出て行った。

A「よし!出よう」

みんなは家庭課室から出た。

C「これからどうする?」

B「とりあえずあいつに見つからないような場所に行こう」

D「早く行こう!」

そしてみんなは校舎を見て回った。

A「しかし暗くてよく見えないなぁ」

B「携帯の光を使ったらいいじゃないか」

C「おれの携帯に変なメールが来てるんだけど?」

D「おれのにも来てるぞ」

よくみるとそのメールは全員の携帯に来ていた。

A「まさかあいつがこの変なメールを送ってきたんじゃないのか?」

D「そうだとしたらやばいぞ」

そしてDの携帯に電話がかかってきた。

C「出ない方がいいんじゃないのか?

B「おいD、電話には絶対出るなよ」

A「おい!また遠くから足音が聞こえてきたぞ!!」

C「逃げろ!」

みんなは無我夢中で逃げた!

B「はぁはぁ…」

C「おい!あれほど逃げたのにまだ足音が聞こえるぞ!」

B「誰か足りないような」

C「おい!Aがいないぞ」

D「え!!!!」

C「まさかあのおんなに!」

B「そんなこと考えている暇はないぞ!とにかく逃げよう!」

みんなはまたあの女から逃げた。

D「おい!あそこのトイレに隠れよう!」

B「このトイレくさいなぁ」

C「おい!足音がこっちに向ってくるぞ!ものすごいスピードで!」

B「絶対声を出すなよ!」

D「あっ!!!!!!」

D「おいっあの女片手に誰か抱えていないか!」

C「おいっ!あれAだぞ!!」

B「マジで!」

とにかくみんなはAのことなどどうでもいいからあの女がどこかに消えてくれっ!と祈っていた。

B「あの女いつになったら消えるんだろう。

C「さぁ」

D「もしものことがあったら包丁で刺せばいいじゃん」

女はずっとトイレの外をうろうろしていた!

B「このままあいつが消えるのを待っていても意味はない!おれがおとりになるからお前らは逃げろ」

C「やめとけよ!危険だぜ!」

D「包丁があるじゃん!」

B「とにかくおれはおとりになる!俺が出たらお前らは逃げろよ!」

C「わかった!」

そしてBはトイレから出てあの女に突進した。

CとDはその間に逃げた。

C「おい!Bがあいつに捕まったぞ!」

D「とにかく逃げよう!」

CとDは必死に逃げた!

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