短編2
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刀8

本当は刀7で終わりましたが、よく考えてみると、滅鬼はあんま使われていなかった。。。しかも滅人倒してないし。。。てことで、今回はこの「滅鬼」をフルに使いたいと思います。

後、 *長文・長編、もしくは俺の「刀」が嫌いな方は読まないでください。

主人公はあの佐々木貞也の子孫、貞也(二世)と、その息子貞国でいきたいと思います。刀1-7を見てくださった皆様に感謝を込めて、この話を!!

私はあの先祖佐々木貞也の子孫、佐々木貞也(二世になる)佐々木家は途絶え、残るは自分のみ。今は仕事も安定して、妻や子供に恵まれ、幸せだが。。。

佐々木貞也が鍛治鬼を倒して200年以上経って、滅人は消え、滅鬼は必要ないといわれ、今は宝庫に保管されている。

私ははっきり言って、刀を保管するべきだと、言っただけで、別に使うつもりはなかった。。。しかし、最近息子の貞国が刀にかなりの興味があるらしい。滅鬼の歴史を話した時

「俺はもう中学2年だよ?そんなん全然興味ない」

と言ったその日の夜にあいつは滅鬼を手に持ち、めっちゃ惚れてた感じだった。それはそれで嬉しい。滅鬼も喜ぶだろう。

(こっから貞国です)

「ねー知ってる?ここら辺で妙な噂があるんだけど、知ってるよね?」

「ん?知らない。」

「あの古い屋敷があるだろ?あそこに誰もいない筈なのに、夜になると電気が付くんだって。」

「それって普通に誰かがいるだけじゃない?」

「貞国、お前の家に鬼を倒す刀あるだろ?あれもってこい。あれであの家に行って、いたら刀で殺せばいいんだよ。」

「う~ん。。。まーでもやるのは俺な?佐々木家であれ受け継ぐの俺だし。和也はなんか他に役に立つもの持ってこい。」

「OKーじゃー今日夜俺ん家に泊まるってでも親に言えば大丈夫。後千秋とゼンも呼ぼう。あいつらこういうの好きだから。」

「分かった。みんなお前ん家で集合。準備できたらその古家に出発。」

続きます

怖い話投稿:ホラーテラー 霊打さん  

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